スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

DEAD MAN HIKING 1

2009年04月22日 15:39

僕がアメリカにいたころ住んでいたのがMAINE州というのは前にお話ししましたね

正しく言うとMAINE州、CARRABASSETT VALLEYという場所で
SUGARLOAF/USAという東海岸を代表するスキー場が在ります


スノーボードやる人は解ると思いますが
スノーボーダーなら誰でもパウダーが大好きです
パウダーとは積もったばかりのフカフカな深雪で
この上を滑るとまるで無重力のような感覚が味わえます

このパウダーが積もった日は誰がその上を最初に滑るかというのがとても重要です
誰も滑った跡のない真っ白な斜面
これに最初にFIRST TRACKを残すことはかなりの快感
また積雪量の少ない東海岸ではパウダーを滑れる機会は少なく
かなり特別なモノです

雪が積もると
みんなそれぞれがお気に入りの斜面のFIRST TRACKを狙っている訳で
そこで競争というのが繰り広げられます

早起きして一番乗りでスキー場に現れ
リフトが動き出す1時間も前からリフト前に並ぶ
そういう人達の列がリフト乗り場に延々と続くのです


ある雪の降る晩

友人のAdrianが僕の部屋に来まして
『明日の朝一番、KIGS LANDING(コースの名前)にどうしてもFIRST TRACKを残したい』
と言い出しました
『じゃあ明日の朝早起きしな』
と僕が言うと
『今夜、夜中に出発して山を登り、頂上の小屋に泊まって日の出とともに滑りたい。俺と一緒に行かないか?』

うーん、なんだか楽しそうなアイデア

『いいでしょ、行きます』
話がまとまり、準備に取りかかりました

持って行くものは寝袋、飲み水、非常食のPOWER BARだけ
決して大きな山ではないので特別な装備というのは持ちませんでした
スノーボードを担いで登るのでそれほど大きな荷物は持てませんしね

ハイキング用のバックパックにそれらを詰め、板をくくりつけて
夜中の12時に出発

まず住んでいた寮から山の麓まで4キロくらいの距離を歩きます
寮を夜中に抜け出すのは禁止されていたので
人に見られない裏道のスノーモービルコースを明かりも無く歩く
辺りは真っ暗なうえ吹雪いています
目印になるのはたまにうっすら見える山の頂上にある明かりだけ

途中何度か道を間違えながらも麓に到着した僕らはどのコースで登るかを話し合いました
山登りは稜線にそって頂上を目指すのが普通です
遠回りに見えても、斜度も少なく視界がひらけていて登りやすいからです

僕はその稜線にあるTOTE ROADというコースを指定しました
そのコースなら2時間以内に頂上に到着するはずです
しかしAdrianは頂上直下のSPILL WAYが最短だからそのコースが良いと言ってききません

最短=最も急な斜面

ホントに登れるのか?と思いつつも
僕が折れ、SPILL WAYを登る事になりました

まず、SPILL WAYの麓へと続くBOARD HILLという緩い斜面を登ります
途中、コース整備中のキャタピラを操縦する友人に会い
『SPILL WAYを登るのは無謀だ、やめとけ』
と忠告を受けます
しかしそこからTOTE ROADに出るのは面倒です
とりあえずSPILL WAYの下まで行くことに

BOARD HILLを登っている間に吹雪はみぞれへと変わり
吹き付ける風で斜面や服に凍り付いていきます

この時点で引き返せば良かったのですが、、、、


つづく

me13tm01f_convert_20090422153249.jpg













コメント

  1. | URL | /rrG6iig

    Re: HIKING to DEATH 1

    それでそれで?気になる!

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://hatosbarbbq.blog49.fc2.com/tb.php/111-9a601560
この記事へのトラックバック


最新記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。