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職人

2009年03月16日 14:02

この週末、理由あって大井町にある万年筆専門店のフルハルターという店を訪れました。

店舗スペース2畳程の本当に小さなお店。
僕を迎えてくれたのは還暦過ぎの店主、眼鏡を鼻先にずらしてかけた姿が印象的な一目で職人と判る人物。

僕が手短に来店理由を伝えると、椅子を勧められ、まるで世間話をするように自然な感じで万年筆について、店主の万年筆に対する想い、この店がどういう店であるかを親切に語ってくれました。

万年筆についてなにも知らない僕にも、彼の揺るがない信念が伝わってきます。
『この店を選んで良かった』
そういう安心感を与えてくれます。

万年筆というものは人それぞれかなり好みが違うらしく、また長年使っていくうちにその人の書き方の癖によりそのペン先の形を変えてゆくそうです。
そのため、万年筆はその書き手の数だけその形があるといっても過言では無い。

そんな万年筆を扱う店主は直接書き手に会わない限り決して商品を売る事はしないそうです。
直接書き手に会い、何本ものサンプルを目の前で試してもらい、書き手が納得する持ち心地、書き心地、文字の太さ等を確認してもらう。
サンプルを試している間も、その書き手の癖や、ペンを持つ位置、ペン先を紙に当てる角度、筆圧等、つぶさに観察しており、書き手に合ったペン先の研ぎ出しという過程を経て、数週間後やっと書き手の手元に届くという訳だ。


『ただ単に商売と云うなら、ペンを売ってお金を貰った時点でおしまいです。しかし私にとっては、そのペンを書き手それぞれに合ったモノに研ぎ出してやっと、仕事をしたということなのです。仕事もせずにお代は頂けません。』


どうですこの感じ。
最高でしょう。

IMG_0057_convert_20090316140005.jpg






コメント

  1. mako | URL | -

    いやぁ、職人さん。
    ただただ頭が下がります。
    物作りへの想い、感情、こだわり、
    技術、個性、そのすべて一つ一つに命があり
    その先にはそれぞれのドラマがある。
    本当に素晴らしい事だと思います!
    オレもそんな物作りがしたいな。

    頑張ります! Peace

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